フッ素グリスとシリコングリスの違いは?特徴と用途に合った選び方

フッ素グリスとシリコングリスの違いは?用途に合う選び方を解説

「フッ素グリスとシリコングリス、どちらを使えばいい?」

「どちらも耐熱性があるなら、同じように使えるの?」

グリスを選ぶとき、こんな疑問を感じたことはありませんか?

名前や見た目が似ていても、特長や適した用途は異なります。今回は、それぞれの違いと、選ぶときに確認したいポイントをご紹介します。

フッ素グリスは、耐熱性・耐薬品性が特長

フッ素グリスは、高温になる箇所や、薬品の影響を受ける環境などで検討されるグリスです。

ただし、一般的に価格は高め。使用条件によっては、必要以上のコストになることもあります。

「高性能だから選ぶ」よりも、「その性能が必要な環境か」を考えることが大切です。

また、同じフッ素グリスでも、製品によって硬さや粘度、推奨用途は異なります。

シリコングリスは、耐水性・電気絶縁性などを活かす用途に

シリコングリスは、耐水性や電気絶縁性などが求められる箇所で使われます。樹脂・ゴム部品の潤滑に対応した製品もあります。

ただし、すべての樹脂やゴムに使えるわけではありません。 材質との適合性は、製品ごとに確認しましょう。

金属同士に大きな荷重がかかる摺動部についても、対応する製品かを確認する必要があります。

迷ったら、まずは3つの条件を整理

① どのくらいの温度で使う?

「耐熱グリス」という名称だけで判断せず、実際の使用温度と、製品の推奨使用温度を照らし合わせましょう。

② どんな動き・荷重がかかる?

ゆっくり動く摺動部なのか、回転する部品なのか。動き方や荷重によって、必要な潤滑性能は変わります。

③ 何に触れる?

金属・樹脂・ゴムの材質に加え、水や薬品に触れるかも確認します。接触する材料や環境を整理すると、製品を比較しやすくなります。

まずは機器・部品メーカーの指定を確認し、その条件に合う製品を選ぶことが基本です。

切り替えるときは、そのまま継ぎ足さない

「今のグリスに少し足して試してみよう」と考えていませんか?

異なるグリスを混ぜると、本来の性能を維持できない場合があります。切り替え時は、製品の指示に沿って古いグリスを除去し、必要な洗浄を行いましょう。

違いを知って、用途に合うグリスを選ぶ

フッ素グリスとシリコングリスは、どちらか一方があらゆる用途で優れているわけではありません。

使用温度・荷重・材質を整理し、必要な性能とコストのバランスで選ぶ。

これが、グリス選定の第一歩です。

それぞれの特長と選び方を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

▼ フッ素グリスとシリコングリスの違いを解説

現在お使いのグリスの見直しや、新たな用途での選定にお役立てください。

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(株)エムアンドエム

㈱エムアンドエムについて 横浜の総合輸入商社エムアンドエムです。 海外製の金型部品を中心に、金型用グリスの製造販売、温調継手、メンテナンス部品を幅広く取り扱っています。 ダイカスト金型向け高温グリース「ゴールデングリス」、金型万能フッ素グリスに加え、 DME200シリーズ互換のMMG200シリーズ継手 もラインナップ。 金型まわりの「欲しい」をワンストップでサポートしています。